L'art de croire             竹下節子ブログ

セイの法則

14日にオランド大統領が半年に一回の所信表明演説をしたのだが、その中で「他の大国はみな成長している、アメリカも、イギリスも、ドイツも」、と挙げて、大企業の負担を軽くする方針を明確にした。 

そこで引用されたのがなんとジャン=バティスト・セイだった。

まあ、フランス人経済学者ということでふさわしいと思ったのかもしれないが、こりゃ、ウルトラ・リベラルの確信犯だというしかない。

ジャン=バティスト・セイといえば「供給はそれ自身の需要を創造する」というセイの法則だが、通貨切り下げで生産を増強させようとしているアベノミクスも同類だろう。

しかしオランドは再成長に向かう「大国」に日本は挙げていない。貿易赤字がなんだかすごいことになっている死衣がそのせいかもしれない。

政治学院の統計によれば、

フランス人の2人に1人がカトリック教会は信頼できると答えたそうだ。

フランシスコ教皇効果かもしれない。

それに対して、

メディアを信頼するのは4人に1人、

政治家を信頼するのは10人に1人。

なかなか考えさせられる数字だ。

日本人の2人に1人が信頼しているものなんてあるのだろうか。

家族とか会社とか共同体などが思い浮かぶが、それはマイ会社、マイ家族、マイ共同体であって人それぞれに違うからあまり比較にならない。

宗教権威関係も思い浮かばない。

ある意味で深刻な状況なのかもしれない。
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by mariastella | 2014-01-17 00:37 | フランス
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