L'art de croire             竹下節子ブログ

ギリシャとヨーロッパ

ギリシャとヨーロッパがぎりぎりの交渉を続けている。

一切の妥協を許したくなかった強硬なドイツに、ツィプラスは外国から金を引き出すと公約していた通り、第二次大戦中のナチス占領被害の賠償をしろとふっかけた。

そんなこんなで財政支援4ヵ月延長合意がなったらしい。でも、4ヵ月って、普通の家庭でさえ家計を立て直すには短すぎるかも…

ビジュアルにたのしいのはツィプラスやバルファキス財務相が相変わらずノーネクタイなことだ。イギリスではわざわざネクタイをプレゼントされたけれど、国の財政が再建されるまでは締めない、と答えた。緊縮で首が締まったのを例えているのか。もっとも、ネクタイってすごくイギリス的で、もともとギリシャには向いてないかも。

バルファキスなんて、会議では革ジャンに開襟シャツだったが、ギリシャでの姿はいつもTシャツで、体格、雰囲気もまるでブルース・ウィリスだ。

シリザに刺激されて同じ路線で騒いでいるのがこれも緊縮を強要されているスペインのポデモス党(イエス、ウィ・キャンみたいな名の党だ)で、その30代の若き党首パブロ・イグレシアスがこれもなんだかビジュアルがかわいい。

ギリシャに話を戻すと、ツィプラスが強気なのはギリシャ正教とロシア正教にパイプがつながっているからだとも言われる。

プーチンの政策には反対だと言っているものの、そして自分も無神論者といっているものの、そこは「東方正教」同士でなんとか…なるのか?

ヨーロッパの他の国もそれは分かっていて、いまギリシャを見離したら、ロシアや中国に金策するのが分かっているので何とか食い止めたいのだろう。
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by mariastella | 2015-02-23 00:03 | 雑感
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竹下節子が考えてることの断片です。サイトはhttp://www.setukotakeshita.com/
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