L'art de croire             竹下節子ブログ

ギリシャ危機とギリシャ正教 その2

昔はオナシスの豪華ヨットが好んで立ち寄ったというイドラ島では交通手段はロバだけだと書いたが、実は自動車が四台ある。

ゴミの集積車2台、消防車1台、そして内陸での治療を必要とする患者を病院から港まで移送する救急車が1台だ。

その病院は1974年に教区が設立したもので、一般医1人、小児科医1人、6人の看護師が日に60人を診察する。オリーブの木が囲んでいる中庭にはレントゲン室とラボラトリーの他にチャペルがある。

医療費を払えない者は払わない。支払い免除のために経済状態を証明する必要もない。薬も無償でもらえる。

島の人々のそれぞれの暮らし向きはみんなが了解しているからだ。

病院に隣接するスーパーの持ち主も教会だ。水のボトル20セント、トマト1キロが1ユーロ20など、価格の上限を経営者とネゴシエートして押えている。

(続く)
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by mariastella | 2015-08-01 01:59 | 宗教
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竹下節子が考えてることの断片です。サイトはhttp://www.setukotakeshita.com/
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