どうでもいい話をひとつ。
フランスでは4/5からTV放送がすべてハイ・ビジョンに切り代わった。
4/10の公営放送のニュースで経済・産業大臣のエマニュエル・マクロンが出ていて、ハイ・ビジョンで大写しになっているのを見て軽く衝撃を受けた。
マクロンは風刺ギャグの人形劇
ギニョールで大統領と首相にあやされる背広をきた「あかんぼう」の姿で登場したように、36歳で抜擢されて政界入りした若いエリートでまだ38歳。
見た目は神経質そうな感じだとは思っていたが、ハイ・ビジョン大写しの画像の肌の美しさには驚いた。
あかんぼうとはいかないが、小学生くらいに見える。
(画像を検索するとそれなりにシワが見えるものもあるからハイ・ビジョン用にメイクしているのかもしれないが、それにしてもつるんときれいだった。
マクロンと言えば、高校生の時のフランス語教師と恋に落ちたことでも有名だ。
相手は当時3人の子持ちの既婚女性で、20歳年上とも24歳上という説もある。
地方都市でスキャンダルになり、離婚して、マクロンの高校卒業と共にパリに出て、
2007年に結婚した。前夫との子供には孫もいる。
うーん、それでなくとも親子ほど年の違う女性と結婚して、落ちついた感じなら分かるけれど同年輩の男性よりずっと若い外見とは・・・。
しぶいわけでも甘いわけでもなく、どちらかというと冷たい感じの優等生的な綺麗な顔で、香水のモデルみたいな個性のないきれいな顔。
例えば俳優だとしてもアクがなさすぎて役をもらえないという感じだ。
「政治家の外見」としてマイナスになってもプラスではない。
女性でなくてよかったと思うくらいだ。
これが同じ年の女性でこれほどの「きれいな顔」だったら、別の形で揶揄されそうだ。
信頼感をそそるとか自信に満ちているとか成熟しているとか行動力がありそうとかという感じには見えない。
でもやっていることはアグレッシヴで常に話題の中心にいて、大統領や首相よりも目立つことさえある。
インタビューでもいつかは大統領になりますか、と問われていたが、そして今はそんなことを考える時期ではないと答えていたが、こんな顔の大統領ってなんだかイメージがわかない。
不思議なキャラだ。
今までユニークな政治家という目では見ていたけれど、今はほんとうに、ギニョールで揶揄された外見とのギャップに感心する。