L'art de croire             竹下節子ブログ

フランス大統領予備選 その4

(追記あり)
予備選の結果について仲間2人と話し合った。

2人とも投票に行かなかったことを後悔していた。
2ユーロ払えば誰でも投票できる。
投票率は高かった。

2人は次の日曜にフィヨンの当選確率が高いことにショックを受けている。
もちろんサルコジが敗退したのはいい。

でも、同性愛のカップルの養子問題についてフィヨンが保守的なこと、
労働時間を週35時間から39時間に戻すこと、
公務員を50万人減らすと言っていること、(ジュッペは25万人)

が受け入れられない。

2人とも、公務員(音楽教師)で「当事者」だ。
50万人減はかなり非現実的だ。
公務員の労働時間についてはジュッペも同じだが、他のセクターまでは48時間まで可、とフィヨンは言う。

アスペルガーの支援団体の表看板になっているフィヨン夫人への評価は高い。

うーん。

私の周りのリタイア世代の元公務員にこのことを話したら、
自分たちは現役のころ39時間をはるかに超えて働いていた、
と言われた。

音楽教師で、勤務時間を調整してコンサート活動をしている演奏家とは比べられないかもしれない。

週末には、フィヨンの地元で彼を知っている人がうちに泊まる。
地元での話を聞いてみよう。

宗教に関しては、フィヨンは二人とも洗礼を受けているという点ではカトリックだが、ジュッペは教会へ通うことはなく、離婚や再婚もしている。フィヨンは伝統的な地方のカトリックのタイプ。

フランスの司教団は政治的声明を出した。
新自由主義経済推進の政策に反対する。

ジュッペの考え方は司教団の意見書に近い。
でもフィヨンは、司教団の意見書に対して文書で回答したはじめての大統領候補者だ。

フィヨンの側近には保守的なカトリックが数名いる。

今回の予備選の一度目に投票したのはコアなカトリックの15%程度などであまり影響はなかったと言われる。
これからは意味を持ってくるとも言われている。

要観察。
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by mariastella | 2016-11-23 03:58 | フランス
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竹下節子が考えてることの断片です。サイトはhttp://www.setukotakeshita.com/
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