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L'art de croire             竹下節子ブログ

おかあさんたちの音楽 歌は剣よりも強し

2014年のガザ戦争は悲惨なものだった。多くの子供たちを含む2200人の死者が出た。

その時に暴力でなく対話で平和を訴えようというイスラエルとパレスティナ両陣営の「平和のための母たち」という運動が始まった。2016年10月にも彼女らから発した「平和の行進」というのが、死海の北に集まった4000人のユダヤとムスリムの女性たちのヘブライ語とアラブ語の祈りで締めくくられたそうだ。
今汚職疑惑で捜査されているというネタニヤフ首相の住居前でも15000人の女性が紛争解決を訴えたという。

その他に、同じく、ユダヤとアラブの女性たちが結成したコーラスグループの「母の祈り」などの音楽活動がある。

こういう活動は地味だけれど、あらゆる人間には必ず「母親」がいるのだから、潜在的受け皿はある。

パレスティナの平和を訴える音楽活動というと、ダニエル・バレンボイムが毎年パレスティナでユダヤ人とアラブ人の音楽家を集めて指揮するウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団のことを連想する。

でもこれらの希望を抱かせてくれる「いい話」も、現地の悲惨な報道やドキュメンタリーほどにはインパクトを与えてくれなかった。

でも、このコーラスグループ「ラナ」のビデオを試聴したら、本当にこれはおかあさんたちの戦いなんだなあと思った。

一度ぜひご覧ください。


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by mariastella | 2017-01-20 00:13 | 音楽
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竹下節子が考えてることの断片です。サイトはhttp://www.setukotakeshita.com/
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