L'art de croire             竹下節子ブログ

フランスとイスラム その11

カメル・ダウドの2012/9/16の記事の続き。

「国際社会」が過激派対策を暗中で模索している間、サウジアラビアやイランの宗教エリートたちは多くの思想書を出版し、解説し、改宗させ、彼らの意見、イデオロギー、世界の見方を流布させていく。
そのスピードは速い。

メッカで発せられたファトワと中央アフリカの思春期の青年の頭の間には時間差も空間差ももはやない。
至る所でそれを見て、実践することができる。

このイデオロギーには資金と学校があり、ネットワークは拡大する。

過激派はどんどん時間をさかのぼり、彼らのやり方に従わない者は殺されたり、公開処刑されたり、地下に葬られたり、破門されたりする。
それに対抗するには、「原因」を攻撃するべきで、「結果」を攻撃してもどうにもならない。
それなのに、欧米諸国も、アラブの独裁者たちも「過激派」と共犯関係にある。

どの独裁政権にも、管理し、勇気づけ、存在を隠す「お抱えの過激派」がいる。
アメリカも同様だ。
石油とテロリストを同時に産出するサウジアラビアに対する姿勢を見るだけでそれが分かる。(続く)
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by mariastella | 2017-03-09 00:02 | フランス
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竹下節子が考えてることの断片です。サイトはhttp://www.setukotakeshita.com/
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