これは
前の記事の続きです。
それは、今回日本に来てから真っ先に観に行った河鍋暁斎展で見た暁斎絵日記だ。巻紙に、毎日40センチくらいの長さに、1日の出来事のいくつかの場面をレイアウトして描いている。
絵日記というのはこういうものなんだとはじめて納得した。 昔小学校の課題の絵日記なんて、挿絵付きの日記だった。「絵」で全てを語らずにはいられない人っているんだなあ。
時代も立場も全く違うけれど、暁斎の絵日記を見てすぐに連想したのが日記仕立ての『この世界の片隅に』だったのだ。
暁斎の画集は、以前太田記念美術館で見つけて買い、すごく気に入っていた。実物を見るのは今回がはじめてだ。