日記 その2
2/10
20hのニュースを見たら、のっけから、シリアのイラン軍拠点を攻撃したイスラエル戦闘機がミサイルで追撃されて墜落したというニュースが流れた。
もとはイランの無人機がイスラエル上空を飛んでいたからだというのだが、ロシアも反応した。
イランとロシアがIS殲滅のためにシリアのアサド政権と組んだこと、ISメンバーはいろいろなところに逃げたり収容されたりしているが、アメリカに支援されてISと戦ったクルドはトルコからテロリスト認定されてシリア内の自治区を爆撃されているし、ISのような「わかりやすくて都合のいい敵」がいなくなると、各国の思惑が噴出している。
イスラエルとシリアは1967年以来、「戦争状態」にある。
南北朝鮮と同じだ。
このニュースでショックを受けたけれど、日本のネットニュースでの扱いはとても少ない。
やはり中東情勢は「対岸の火事」で、平昌オリンピックという「対岸の祭」の方が関心の的なのかもしれない。
そういえば、この冬季オリンピック、イランは参加しているが、シリアもイスラエルも不参加だ。気候的な理由もあるけれど、「平和の祭典」開催中は北朝鮮からのミサイルは飛んでこないといっても、シリアとイスラエルでは火の手が上がっているわけだ。
「聖火」では、ない。