L'art de croire             竹下節子ブログ

2017年 03月 11日 ( 2 )

3.11と緑の党

3・11から丸6年、朝のラジオですぐに言われたので、フランスでのインパクトの大きさをあらためて感じる。その後の政治インタビューではもちろん緑の党のヤニック・ジャド。

昨日のアモン(社会党の大統領候補)のミーティングの中継を少し見て、世間に言われる彼の不安定さや未熟な感じを共有して、やっぱ彼は大統領の器じゃないなあ、と思ったところだけれど、ジャドの話を聞くと、「器」の問題じゃないだろう、地球の未来の問題だろう、と納得する。

社会党議員が次々とマクロンを支援し始めたので、それは中道を掲げるマクロンには実際は迷惑かもしれないが、一応マクロンははじめて第一回投票予想のトップに躍り出た。

今朝、ラジオの後でいつものように日本のネットを開くと、

リテラの記事にこういうのがあってショックだった。

海岸沿いの原発の多さを思うと、地震や津波対策もそうだけれど、アメリカと北朝鮮の間をとりもって「非核」の方向に持っていく外交が一番本質的ではないのだろうか。迎撃ミサイル増強なんて、方向が違いすぎる。

私たちが歩くべき正しい方向から大きくそれないためには、フクシマの子供たちのために一番大切なことは何かをいつも考えていなくてはならない。
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by mariastella | 2017-03-11 18:06 | 雑感

フランスとイスラム その13---- 黒いISと白いIS (続き)

カメル・ダウドの2015/11/20の記事の続き

ワッハーブ宗は、18世紀に生まれたメシア的過激派だ。
コーランとメディナとメッカと砂漠へのファンタズムに基づいてイスラムのカリファを再建しようとして生まれた一種のピューリタリニスムである。

多くの血を流した。女性差別を徹底したほか、聖地に異教徒を入れないとなどと決めた。

宗教的に謹厳で、特に図像についての統制を厳しくした。
あらゆる画像表現、肉体、裸、自由が排除される。

サウジアラビアとは「成功したIS」なのだ。

欧米諸国がそれを見ようとしないのは驚くべきことだ。

彼らはこの神権政治に同盟国として敬意を表し、イスラム過激派のイデオロギーの主要メセナであることに目をつぶる。

いわゆるアラブ世界の過激派の新世代は、ジハディストとして生まれてきたのではない、
イスラムのヴァティカンとでもいうべき、ファトワ・ヴァレーによって哺育されたのだ。

神学者、宗教法、書物、アグレッシヴなメディア政策を生む膨大な産業がそれを支えていた。

(続く)
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by mariastella | 2017-03-11 00:54 | 宗教



竹下節子が考えてることの断片です。サイトはhttp://www.setukotakeshita.com/
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