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L'art de croire             竹下節子ブログ

名古屋防災会館とジブリパーク

大阪から名古屋へ。名古屋に来るのも久しぶり。ある人にインタビューするためにマリオットホテルに泊まったことがある。あとは緑の万博。そういえば日泰寺にも行ったと思い出してこのブログを検索したが、2009年のものでその頃はまだ写真を入れるすべを持っていなかった。
名古屋で防災会館に寄った。東京でも防災会館で地震の揺れや防風のシミュレーションをしたことがあるけれど、名古屋のメインは1959年の伊勢湾台風だということが分かった。トラウマとして残っているらしい。
伊勢湾台風の記録映画は当時の一般家庭の部屋を再現したところで3D眼鏡付きで上映される。
日めくりの暦が9月26日になっている。
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柱時計など、ノスタルジックだ。1959年と言えば、私のうちにはいわゆる茶の間がなくて、大理石のマントルピースがある「洋間」がリビングだったのだけれど、なんだかとても懐かしい。
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当時の町の様子も再現されている。
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当時の学校。これはちょっと違うかなという感じ。
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名古屋港への道。
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リニアモーターカーで、万博記念公園へ。その広大な敷地の中にジブリパークがある。ここも観光客がいっぱいだ。

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私もいくつかの映画は見ているからNintendoワールドよりは親近感があった。そしてフランスの生徒たちはジブリのアニメの曲が好きだから、初級用、中級用と、ピアノソロの編曲集を日本で買い求めて、発表会などで弾かせている。
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モリコロパーク花壇の花が美しい。
そうだ、モリゾウとピッコロというのがマスコットキャラクターだったと思い出す。
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レストランではカレーライスを食べたくなって闇のカレーというのを頼んだらソースもライスも真っ黒で怖かった。味は悪くない。
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帰りの新幹線では美々卯のお惣菜を買って食べた。往きはなだ万、帰りは美々卯で一応満足。

# by mariastella | 2025-11-17 00:05 | 日本

タワーホテルの温泉とNintendoワールド

ユニヴァーサル・スタジオに行った。前に来たのがいつだったか思い出せない。
どんどん進化していて何が何だか分からない。
今回は温泉に行く機会がなかったので、ホテル京阪ユニバーサル・タワーというところに泊った。31階に温泉大浴場があるからだ。
エントランスはハロウィーン仕様だが、今回は街も含めて、ハロウィーン色が控えめだと思った。なぜだろう。
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西側に窓が広がる浴場では撮影はできないけれど広々していて三宮から淡路島まで見渡せる。
浴場を出て反対側からは大阪の街が見渡せる。
生駒山、なんば、大阪城やら通天閣、あべのハルカスなどが見えるようだけれど、建物がいっぱいで何がどこにあるのかよく分からなかった。
子供の頃大阪の天王寺区にあった家の2階の物干し台からは大阪城も見えたことを懐かしく思い出す。
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で、ユニバーサル・スタジオ。平日だからほとんど観光客。すごい混み方だ。特に新設のNintendoワールドの人気はすごい。
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映画ならともかく、ゲームの世界は一切知らないので、足を踏み入れても何が何だかさっぱり分からない。多くのアトラクションがそうであるようにスマホにアプリを入れていろいろ楽しむシステムもまったく分からないので、門外漢もいいところだ。
まだディズニーランドの方がなじみがある。
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ジュラシックパークはまだなじみがある。水しぶきがかかるコース乗った。以前はインディアナ・ジョーンズのテリトリーだった気がする。ジュラシックパークのテクノロジーがパンクしていく様子が再現されているのは楽しい。

恐竜が歩いている。
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夕方には、ハロウィーン仕様なのか、ゾンビがぞろぞろ歩いていた。麻薬中毒患者みたいだ。
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春に行った大阪万博の夜を思い出す。
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朝と夜、2回ずつ温泉を満喫できたのが嬉しかったけれど、温泉宿ではないからマッサージチェアがないのが残念だった。

(ホテルのレストランで隣にインドネシア人風のレズのカップルと小さい女の子が座っていた。一人は髪を刈り上げにして、服もしぐさも典型的なF to Mの「男性」という感じだ。興味深いのは妻に当たる女性がイスラムスカーフを被っていて、典型的なムスリムの女性だったからだ。イスラムが支配的な国で、堂々と同性愛者がカップルでいられるのか、明らかに元女性だと思われる側が男装することが許されるのか、日本だからやっていられるのか、いろいろな疑問が湧いてきた。)


お知らせ: WEB連載が更新されています。




# by mariastella | 2025-11-16 00:05 | 日本

せきがはら人間村へ再び

3年ぶりにせきがはら人間村を訪問した。
3年前、コロナ禍のせいで久しぶりに訪れた日本で、人々がまだまだマスクをしている中で、せきがはらのアート空間の自由さに救われた思いがしたことは忘れられない。



3年前のこのブログにも書いているように、私の持っているセカリーの「天地創造」の作品を寄贈するために寄ったのだ。
3年前と同じように坂井達省さんがわざわざ来てくださった。坂井さんと同時に47年前のパリでお会いして以来の織田啓介さんも来てくださった。
今年末までセカリー展が開かれている。
セカリーの作品の前でお二人と。同窓会のような気分。
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会長の矢橋さんらもいっしょに。
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坂井さんがプレゼントしてくれた羊毛だけで作った羊のマスコット。
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3年前も、同じ手作りの羊毛製のウサギをいただいた。
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数メートルもある巨大な石を刻むことから、独特の触感の小さなマスコットまで、アーティストの手は、いつも何かをクリエートしている。
今回もセカリーの絵画も含めたいろいろな作品を見ながら、彼らは、いつも命を表現せずにはいられないんだなあとつくづく思う。手を動かしているその瞬間が「命」と触れ合っている時で、彼らにとってはそれが「生きる」ことであり、だから、どんな形であれ決して創作を「やめる」ということがない。

ひとつひとつの輝きと同時に、創作に駆り立てられる一種の壮絶さの名残りを感じるのは私だけなのだろうか。その壮絶さとつながる何かによって生かしてもらえるような気さえする。






# by mariastella | 2025-11-15 00:05 | アート

鋸山  乾坤山日本寺へ

次はいよいよお目当ての鋸山。日本寺というネーミングも意外だ。聖武天皇の勅詔で行基が開いた巻頭最古の勅願所という有所あるお寺。
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これも、体力に自信のない人はバスで山頂駐車場から地獄覗きの展望台、摩崖仏に行った後でバスで下の大仏広場近くの駐車場まで降りることができる配慮がなされている。
まず昼食。魚尽くし。
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摩崖仏。
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地獄のぞき。
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房総の雄大な風景からエネルギーをもらえる気がした。
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千五百羅漢道を降りていく。これがすばらしかった。一つ一つに表情があり物語がある。
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31メートルで日本一という大仏様に行きつく。
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すごくいい表情だった。
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帰りには大福寺の崖観音に寄る。これもまた階段がたくさん。
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でも午後の光の景観がすばらしい。
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帰りの東京湾。
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すばらしい。
お天気にも恵まれ、ずっと行きたかったコースを堪能できて満足した。東京から日帰りでこんなことができるなんてすばらしい。





# by mariastella | 2025-11-14 00:05 | 日本

笹森観音へ

以前から行きたくてなかなか予定が合わなかったバスツアーに参加できた。
笹森観音と鋸山日本寺(地獄覗きも)を一日で回るもので、個人ではなかなか大変そうなのでこのツアーを待っていた。
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待ち合わせは東京駅。遠足に行くみたいで楽しい。
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日本だからトイレ休息も2時間ごとくらいに設定されている。団体を想定しているからだろうが、そういう場所でのトイレの数にも驚いた。
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東京湾の反対側に行くだけで「遠足」感がますます高まる。一足飛びに千葉へ。
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笹森観音に到着。階段が110段あるので「ご自分のペースで」とわざわざ書いてあるのも日本ならではの心遣い。
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幹の空洞を潜り抜けると子宝に恵まれるとか。
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ココサ図家
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子授け観音。
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大岩の上にそびえる観音堂は、61本の柱で支えられた四方懸造という建築様式で、日本で唯一の特異なものだそうだ。消失を経て今のものは16世紀のものを修復したものらしいが、迫力がある。

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笹森寺は坂東三十三観音の三十一番の札所となっているそうだ。フランスに帰ってから、早速うちにある坂東三十三ヶ所の朱印の掛け軸を見てみた。
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達筆すぎて分かりにくいけれど、「疫病退散」とあるのはコロナ禍の時期に付け加えられたものなのだろうか。


# by mariastella | 2025-11-13 00:05 | 日本



竹下節子が考えてることの断片です。サイトはhttp://www.setukotakeshita.com/
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