16日の、市役所のパーティのパリ市長からの招待状は余っていないのだが、15日のl'INSTITUT hUYEN VI(86Rue Pasteur 94400 Vitry sur seine)での9h30からのセレモニーと、17日のヴァンセンヌのパゴダでの11時からのセレモニー(その前の行列は一般の人ももちろん見学できる)の招待状の方は、後一人か二人くらいなら私と一緒に入ることができる。
パリ市役所(タピスリーの間)でも、16日の9h-18hまでは一般公開しているので、基本的には誰でも見ることができる。
仏教連合の代表によるセレモニー自体をすごく見てみたいたい人は、mayatosally@gmail.com に連絡してみてください。(基本的に仏教徒優先なので、外見がすごくイスラム的とか十字架をいっぱい身につけてる人とかは遠慮してください)
タイでの仏舎利信仰も、神通力が手に入れられるという権力的、呪術的なものみたいだ。
ゴールデン・マウント(黄金の丘)という、人工的に造成された丘の上の300階段を上った頂上の仏塔内で中央に鎮座しているのを10バーツの拝観料で見られるそうだが、その塔の頂に封印されていてバンコクのどこからでも拝めるのだ、とフランスでは聞いた。日本語のインタネットで「バンコク+仏舎利」などで検索すると、写真入りのいろいろなブログが出てきたが、舎利容器に封印されていて「真骨」自体は見えないような気もする。
また、めったに見られない御開帳のような写真でも、米粒のようなのが数粒で、これは日本の寺院でも見られるような、石英とか珊瑚とかの珠によるコピーじゃないのかと思える。でもとにかくタイの人は真剣に拝んでいるそうだ。
タイでは仏舎利を女性に拝ませないケースがあって、人権侵害で訴えた女性もいるというのは興味深かった。
私の興味の対象は、マチエールとしての聖遺物で、偽物か本物かをめぐっての心理や信仰のメカニズムなので、やはり、フランスでの公開の仕方や受容のされ方が興味がある。