Feuillet の la triomphante の一部(コントルタン・アン・トゥルナンのあるページ〉を交差する形で左右を入れ替わるという風に繰り返し繋げてルイと踊っていたら、クリスチーヌから交差する時にくっつきすぎだと言われた。最初のパ・ド・ブレ・アン・トゥルナンで背中をくっつけあうようにするところが、踊りにくいけれど見た目にはきれいだと思っていたのだが、クリスチーヌが手本を見せてくれた。実際はかなり離れているのだが、illusion optique でくっついているように見せるのだそうだ。
これはバロック・オペラの舞台つくりも同じだ。その後の演劇やバレーやオペラにも継承されてきたが、幾層もの背景の遠近法でパノラマ効果や奥行きを出す。
バロック・バレーは、基本的に、正面にいる王と王妃にどう見えるかということが基本だ。
だから踊りの空間の取り方にも錯視が使われるのだ。
当然といえば当然だが、今まであまり意識化していなかったので目を開かれた気になった。
自分が踊っていたらなかなか「王の視線」にはなれないものだ。