先日の記事 http://spinou.exblog.jp/13481666/ の中で、
Maya Angelouの 『 I know why the caged birds sing 』を読んでると書いた。もう半分くらい読んだが他の本を読むことが必要になってちょっと中断。
この翻訳が出ていることを教えていただいた。
『歌え、翔べない鳥たちよ / マヤ・アンジェロウ』http://www.amazon.co.jp/gp/product/4651930166
など。原題がすごく印象的なので、翻訳タイトルがやや平凡なのが残念。
マヤ・アンジェロウとカタカナ表記なのだ。マヤ・アンジェロで少し出てきたので、それ以上進めなかった。よくある名前なら「・・・ではありませんか」と検索サイトが提案してくれるのだけれど。まあ、日本であまり知名度はないのかもしれない。ここで改めて紹介するとともに、情報提供してくださった方にお礼申し上げます。
私の書く本にはカタカナ名が多く、その表記にはいつも苦労する。日本で紹介されているものはできるだけそれを採用しようとするのだが、ばらばらだったり、明らかに間違っているものもある。だから、私の採用したカタカナを読んで逆に悩む人がいては悪いので、本来ならいちいちアルファベットをつけたいが、煩雑になる。99%の人は、わざわざ原語で検索しようとは思わないだろうし、そんなことをする人なら、すでにその名を知っているか、文脈で見当がつくだろうし。
フランス読みというのもあるし。この著者ならマヤ・アンジェルーだ。
音楽の曲も、今弾いている組曲には Air gay というのと Air vif というのがあって、一応「陽気な踊り」、「元気な踊り」と訳してるのだが、このgay とかvif というのは、イタリア語のallegro とvivace のフランス語訳であり、まあ、速さの指示なのだ。もちろんイタリア語のアレグロやヴィヴァーチェにも、歓びとか活き活きしたという元の意味があるわけで、歓びとか活き活きには、スピード感の含意があるのだろう。18世紀の演奏ピッチは今のものより半音ほど低いのに、テンポは今より速かったと言われている。翻訳する時悩むのも演奏で悩むのも共通点がある。