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の掲示板でいろいろ話題になっていたフランスご自慢の原発作業用ロボットのことだが、
まず:
一方、アレバ社は28日、本紙に対し、原発事故用にフランスで開発された作業用ロボットの提供を申し出たところ、東京電力が断ったと明らかにした。
ロボットは1986年のチェルノブイリ原発事故後に同社や仏電力公社が開発にあたり、高性能カメラや作業用アームを搭載。放射線量が高い場所で、 遠隔操作により作業ができる。アレバ社報道担当は、「東京電力はロボット使用は決定的な効果がないと判断したようだ」と述べた。
(2011年3月29日11時41分 読売新聞)
という報道があり、、その後、アメリカのロボットが採用されたと出た。
3月30日付のル・モンド紙にも、フランスのロボットは福島の問題には何らの有効性がないと言って断られたとあった。で、すべての器機はフランスの空港でストップしているそうだ。結局送られたのは放射能汚染除去の専門家五人だけということで、その間にアメリカのアイ・ロボット(2 Packbots 2 Worrior)が採用されたがまだ日本チームはその操作の練習中だと書いてあった。
荒れた猫を何とかしようとしている日本のネズミに、われ先に鈴を提供しようとするフランスネズミやアメリカネズミがいるが、いざその鈴を誰が猫の首にかけに行くかといえばニホンネズミしかいないわけで、訓練しているうちに猫が虎にならないかと心配だ。
サルコジは念願(?)の日本入りを強行するようだが、今度は大被災地に乗り込む憐れみ深い国家元首という役どころでなく、はっきりとフランスの原発を売りつけるプロモートだとフランスでも認識されている。
本当に今回の危機を迅速に収束させてくれて汚染を回避させてくれるなら、「フランスありがと、サルコジありがと」くらいはいくらでも言うが、火事場泥棒的な感じも否めない。
アメリカがエジプトのムバラクをあっさり見捨てたということで、サウジアラビアなどのアメリカ離れが始まっていて、それを機に、フランスがサウジの選抜陸軍の訓練権を全面的に譲られることになったという(ル・モンド同上)。
今回アラブ諸国で唯一戦闘機を出したカタールの軍備はほぼすべてフランス製であり、アラブ首長国連合にも2009年からフランスの基地があって、石油利権という以前にやはりパワーゲームなんだなあと思う。