少し前のことになるが、3月15日に
バリトンのMARC MAUILLON
ルネサンス・ハープのANGÉLIQUE MAUILLON
の姉弟による17世紀音楽の共演リサイタルを聴きに行った。
作品は、イタリアものが
Giulio Caccini, Jacopo Peri, Claudio Monteverdi, Tarquinio Merula, Girolamo Frescobaldi, Benedetto Ferrari,
フランスものが
Étienne Moulinié, Sébastien Le Camus, François Dufaut
だ。
最初はピアニストによる伴奏だった予定が、ピアニストの都合がつかなくなってお姉さんがハープで伴奏した。
音量や音質のバランスがよくとれて、ドラマティックなシーンでもアグレッシヴなところがなく、好感度大の姉弟デュオとなった。
聴衆も40名ほどの家庭的な雰囲気でほんとに家族コンサートのようだった。
アンコールの2曲目がルネサンスでもバロックでもなくバルバラのUne Petite Cantateだったのもなごんだ。
東日本大震災のニュースのすぐ後だったので、音楽のくれる力というものをひしひしと感じた。私たちトリオが被災者支援のコンサートを最初に申し出たのもこの夜のことだった。