どうでもいいお遊びなのだが、ちょっと書いてみたくなった。
長崎の修道士さんのブログ
http://tomaozaki.blogspot.com/
に、来年が年男だということで、
「来年2012年はタツどし、私の年だよ、84歳、登ぼれ、登れ、天まで昇れ」
と書いてあった。
天まで、と来ると「登れ」が、「昇れ」と字が変わったので、キリストの「昇天」を連想した。
突然、イエスって何年生まれだったんだろうかと知りたくなった。
まず、イエスの誕生年を今の西暦になおさなくてはならない。
http://remacle.org/bloodwolf/gertoux/jesus.htm
というサイトが詳しくておもしろかったのだが、そこでは、紀元前2年の2/19-8/18となっている。
この説はかなり長く有力だったようだが、今では、どうも紀元前4年から7 年の間という説が支持されている。
21世紀の始めという世紀の変わり目にも、当然このことはいろいろ取り沙汰されて、ヴァティカンも、確か2001年の4年くらい前から毎年テーマを決めて準備に入り始めたので、紀元前4年というのを想定しているのだろうなと当時から思っていた。
誕生日が冬至というのは後から決めたことで、実際は羊飼いが外で眠ることのできる春から夏にかけて生まれたというのは確からしい。
で、ともかく、紀元前4年として計算してみたら、あら、イエス・キリストも辰年生まれになるような・・・
キリスト教の福音史家のシンボルは獅子や鷲や雄牛など勇ましいのが多く、キリスト自身は子羊や小鹿といったかわいらしいのから魚も使われるが、辰とかドラゴンとかいうと、天使や聖人たちに退治される悪者キャラだ。
誘惑者である蛇の「巳年」は、紀元前3年生まれだからずれていてよかったが、「辰年」っていうのも微妙だなあ。
でも、意外といいかも。
「天まで、昇れ。」