2月22日にifopの統計で、今の経済危機についての個人の反応を調査した結果があって、
フランス人は79%が危機のさ中にあると答えたのに、
アメリカは2年前と変わらず、52%、
ドイツは 38%、
ロシアも 38%、
中国は 35%、
ということで、
「フランス人ってなんてペシミストなんだ」、と、フランスのメディアが競って自分でつっこみを入れていた。
サルコジが大統領再選を目指してキャンペーンに入り、この5年間の政策の失敗をごまかすために「皆さんも知っているように今は世界的に未曾有の経済危機、未曾有の危機、(ちなみに未曾有はsans précédent」)と繰り返すものだから、その影響もあるのだろうか・・・
私は今、英仏関係について書いているところなので、イギリスはどうなんだろうと思って調べてみたら対象外だった。日本人としては日本のことも知りたい。
(この結果はこのサイト
http://www.la-croix.com/Actualite/S-informer/France/Sondage-Ifop-pour-La-Croix-sur-la-crise-et-le-pessimisme-francais-_NG_-2012-02-22-771264
からダウンロードできる。)
すると、今朝のラジオで、もうすぐ
『Le pays où la vie est plus dure』(よそより生き難い国)
というフランスのメンタリティ分析本を3月1日に出すPhilippe Manièreがインタビューに答えていた。
フランスという国は、自分で構築したプロジェクトをこつこつやり遂げる努力はいとわないが、よそからのスタンダードには耐えられないのだ、フランス人が満足するためには、経済に関してはレッセ・フェール、これもフランス語 (laisser faire、放任)なんだから、レッセ・フェールして、社会政策だけフランス独自でこだわればいい、
という要旨だった。
なんとなくシンクロしている。
考えてみると、前述のifopの、このような独自調査の対象にイギリスが最初から入っていないということ自体も、フランスの世界観の一部であってなかなか考えさせられる。