トリオ・ニテティスのブログに5/31にフランスでやる
2つのコンサートの記事を載せました。
dimanche 31 mai 2015:
1.le premier à la Grande Pagode du Bois de Vincennes (route de la Ceinture du Lac Daumesnil 75012 Paris, métro Porte Dorée ⑧)
à 15h en version courte ,
2. le seconde à l'Eglise de Notre-Dame de Chine (27 av de Choisy Paris 75013, métro Porte de Choisy⑦ )
à 20h en version complète ( concert au profit des sinistrés du séisme de Népal )
です。 パリまたはバリ近郊にいらっしゃる方はどうぞ。
二つともすごく不思議な空間です。
ヴァンセンヌの森の昔の植民地博覧会跡のパゴダには仏舎利もあります。
このブログの右下にある検索のところに「パゴダ」の文字を入れると、このパゴダについての記事がいろいろ出てきます。私はフランスの仏教コミュニティとは縁が深いのですが、去年の11月初めに東京の築地本願寺でコンサートをさせていただいた後で、パリのパゴダでもやることを思いついたのです。金ピカ感がくせになりそうです。
13区の方は中華街で、こんなところに中国人のカトリック教区があるなんて知りませんでした。
中国人風の聖母子像もあります。
司祭さんは北京から来た人ですが、パリで神学を学んだ人です。ヴァティカンと中国の関係はいろいろ複雑ですが、中国には数だけ見ると、日本よりたくさんのローマ・カトリック信者がいるのです。
それでもパリの中国人の多くは中華人民共和国と親和性がないので教区には微妙なことがいろいろあるようです。
パリの中国人カトリック・コミュニティと親しくなるなんて思いもよらないことでした。
今回のオーガナイザーは、19歳の時にカンボジアから亡命してきた中国人女性で、もう40年近く前に彼女がパリの東洋語学校のセクレタリーをしていた時に知り合いましたが、もうずいぶん会っていず、熱心なカトリック信者だったことは今回はじめて知ったのです。彼女は今も東洋語学校(パリ大学の一部)に勤務していてネパール人の知り合いもいるので、ネパール地震の被災者の支援をしたいということで連絡してきたのです。
パゴダの仏教フェスティヴァルの方は、主催者たちがみなフランス人です。
フランス人仏教徒ワールドと、中国人カトリック・ワールドで同じ日にコンサートをやるのは本当に不思議なめぐりあわせになりました。