カメル・ダウドの2015/11/20の記事の続き
ワッハーブ宗は、18世紀に生まれたメシア的過激派だ。
コーランとメディナとメッカと砂漠へのファンタズムに基づいてイスラムのカリファを再建しようとして生まれた一種のピューリタリニスムである。
多くの血を流した。女性差別を徹底したほか、聖地に異教徒を入れないとなどと決めた。
宗教的に謹厳で、特に図像についての統制を厳しくした。
あらゆる画像表現、肉体、裸、自由が排除される。
サウジアラビアとは「成功したIS」なのだ。
欧米諸国がそれを見ようとしないのは驚くべきことだ。
彼らはこの神権政治に同盟国として敬意を表し、イスラム過激派のイデオロギーの主要メセナであることに目をつぶる。
いわゆるアラブ世界の過激派の新世代は、ジハディストとして生まれてきたのではない、
イスラムのヴァティカンとでもいうべき、ファトワ・ヴァレーによって哺育されたのだ。
神学者、宗教法、書物、アグレッシヴなメディア政策を生む膨大な産業がそれを支えていた。
(続く)