問 11 地獄に行くのはどんな人 ?
自分の中で「善」と「愛する心」を、修復不可能なまでに破壊してしまった人です。カトリックのカテキズム(要理)によれば、意図的に神を忌避しそれを最後まで貫徹する人ということです。なぜなら神は人を赦すことを決して拒否しませんが、赦しや救いを人に強制することもありません。赦しは受け取ることのできる贈り物なのです。
Sekkoのコメント
「自由意志」というやつだ。キリスト教のこういうタイプの解説を読めば読むほど、神さまが気の毒になってくる。勝手気ままな人間たちに、そむかれても、裏切られても、無視されても、嫌われても、懲りずに愛を捧げてくれるばかりの神さま。
確かに、こういう愛し方や愛され方を体験できたら、神さま、仏さま、と思いたくなる。
イエス・キリストもそうで、共犯にされるのをおそれて自分のことを知らないと三度も言った弟子のペトロのことも、彼が後悔しただけで赦したが、自分を裏切ったユダは赦しを請わないで自死した(ことになっている)ので、地獄に堕ちたなどと言われている。
でも、自由意志というものがどこまで自由意志なのかは実際よく分からない。
幼いころに受けた虐待などのトラウマのせいで愛する心や愛を受け入れる心を破壊されてしまった人もいるかもしれないし。
背を向けながらも背中で「助けて」と言っている人、「無理やり」にでも赦したり救ったりしてくれるのを待っている人もいるかもしれないなあ、と思う。
まあ全能の神なら本音を汲み取ってくれるのかもしれないけれど。