アレクサンドル・ジョリアンの本が日本で訳されているとは知らなかった。
これ。
『人間という仕事』とある。
この仕事とは労働の意味ではなくメチエという言葉だ。つまり、人間であることの技能、人間が生きるとはそれぞれの「生き方」を究めるという意味だ。
この人は、脳性麻痺という「障碍者」出身?だが、今は結婚して子供も2人いて、韓国に家族で移住してイエズス会士のもとで禅の研修を受けたという経歴もある。
宗教者たちと共の共著をはじめ、幸福の秘訣、生き方の極意の本を出し続けている哲学者だ。
ところが、この人の驚きのインタビュー記事が最近のカトリック雑誌(La Vie No.3814)に載っていたので、少しずつ紹介していく。
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――韓国で座禅と福音書の黙想の二つを交互にする過激な修行をした後で衝撃的な体験をしたそうですね。ウェブカムを通してレオナールという人物に完全に依存してしまった体験を本にされました。
A.J. その激震領域から抜け出した時に自問しました。この体験について書くべきか書かざるべきか。自己露出欲ではないのか。心の中に隠しておくべきではないかと。結局、それを哲学の対象にするために完全にクリアに見せることを決めました。
(続く)