4/20、初台教会で復活祭徹夜ミサに出席。
なかなかすてきな教会。

平和の挨拶(握手はしない)の時と、司祭さん がご復活おめでとうございます、と声をかけてそれに応答した時だけはみないい感じだったけれど、みなもっと楽しそうにすればいいのに。このミサで楽しくなければ、ネガティブな宗教になってしまいそう。侍者の人たちも無表情を貫き、緊張しているのかなあ。
聖歌のソロの人が素晴らしい。女性はまさに鈴を振るような声でうっとりするし、男性はカウンターテナー。日本人はみんな楽譜が読めるから答唱の部分はフランスのようにリードなしでOK。説教が英語でもあった。フィリピン人の家族がいるのかなあと思ったけれど、白人の奥さんと日本人男性のカップルが子供連れでいた以外はかなり日本人中心という感じだった。
説教は、心のドアを開けておくのが大事、ドアを開けておけばいつかは復活を体験させてもらえるというテーマだった。
最後に卵を持ってきた人は祝別してもらっていた。
その一つを後でいただいた。感謝。昔は教会で用意していたそうだけれど、冷蔵庫に入れてすぐに食べない人がいるので、何かあると嫌だから自分で持ってくることになったのだそうだ。
フランスの復活徹夜祭で卵の祝福って見たことがない。
日曜の朝に庭に隠した卵形のチョコを子供たちが探し、ランチは仔羊というのが定番。
ミサが聖堂の中で始まったので、十字架のイエスの姿も最初から見えていたし、明かりも少し暗いくらいで、しかもまだ外も明るくて、火のセレモニーの演出としては少し物足りない。しかも洗礼式がなかったのも残念。でもみんなが聖水を振りかけてもらえた。
うちへ帰ったら、表参道の喧騒で、あの教会の別世界でリフレッシュできたことに感謝。クリスマスには多くの信者でない人もミサを見学にくるそうだけれど、復活祭がやはり一番すてきな春の祭りだ。
みんな行けばいいのに。入場料もないし、大声で歌えるし、心身の健康にも絶対にプラスになる。ハロウィンだの聖ヴァレンタインの祝日を祝うくらいなら復活祭の方が絶対楽しいと思う。他に宗教アイデンティティがない人なら、十字架で死んだ人が復活するとか全人類の罪を背負って死んだとか、その他の教義やら神学的なことが「躓き」になるとは思えない。(問題は、多くの人にとって歩いて行ける距離にないというところかもしれない。私はネットで検索したけれど、日本の滞在先から歩いて行けるのはプロテスタント教会、ユニオンチャーチ、サイエンティスト教会、果てはセントグレース大聖堂というライトアップされた結婚式場、などで、渋谷教会など、ホームページを開いてもミサの時間が載っていない。初台は載っていたのでタクシーで行った。)
文学でも演劇でも、映画でも、事実らしさや合理性などとは別の次元でのコミュニケーションが成り立っているのだし、真理へのアクセスにはいろんなドアが開いている。