パリ市長のイダルゴ(今や存在感がすっかり薄れた社会党)は、パリの福祉住宅の割合を11%から23%に、さらに30%に増やそうと目指している。
もともとパリは住民の三分の二が借家人。
そのマジョリティは左翼。
福祉住宅に入る人はさらに左翼。
しかしパリには新建築が可能な場所が少ない。
だからすでにある建物を市が買い上げることになる。
足らない。
そのためにパリのアパルトマンの値段がますます吊り上がる。
ドラノエの頃に25万あった駐車スペースは13万に半減された。
車を減らして空気汚染を減らすためだという。
でも、タトエバ中心のリボリ通りだけいくら通行制限しても、パリの環状道路外側には今や常時トラックが連なっているのだから、全体では汚染はまったく避けられないのに。
無料駐車開始も19hから20hに遅らせたため、ウィークデイに郊外から演劇やコンサートに来る人が減った。
車が市内ではほぼ使えなくなったというジュネーヴ化するのだろうか。
私はこのイダルゴがどうも好きになれない。
すると、最近、セゴレーヌ・ロワイヤルの『私があなたについに語れること』という本で、彼女が2007年に社会党の大統領候補になった時、当時すでにドイツのメルケル首相やチリのバチェレ大統領が女性のトップになっていたのに、同じ社会党のイダルゴら3人の女性政治家がセゴレーヌを貶めるキャンペーンをしたとあった。(カトリーヌ・ドヌーヴやジャンヌ・モローや、男たちも含める8000人はセゴレーヌを擁護する署名をネット上で集めた。)
うーん、何となくわかる。