11/7、いよいよ石山駅からバスに乗ってMIHO MUSEUMへ。
秘境にある「桃源郷」というロケーションと、ルーブルのピラミッドの建築家イオ・ミン・ペイの設計というのに惹かれた。
場所は、滋賀県甲賀市の信楽町の山を新宗教が丸ごと買い取ったもので、美術館の反対側に、やはり同じ建築家の手によるカリヨン塔などの「聖地」の建築物がはるかに見えるのだけれど、美術館自体にはまったく宗教色がない。でもMIHOという名前は、神慈秀明会の会長だった小山美秀子(みほ子)にちなんだものだ。
この神慈秀明会というのは世界救世教から分離したもので、教祖は岡田茂吉だった。
岡田茂吉と言えば、熱海のMOA美術館。11年前に一度行ったことがある。あそこも壮大な建物だったけれど、確か、岡田茂吉の胸像があったような気がする。MOAとはMokichi Okada Associationの略だし、周りも世界救世教の「聖地」なので」関連施設があり、宗教色は否めなかったと記憶する。教祖の生誕百年の1982年開設だ。
MOAの東洋美術コレクションもすばらしかったけれど、MIHO MUSEUMも、古代エジプトやギリシャ、ローマの美術品に至るまで貴重なものばかりで、どこの国の国立博物館なのかと驚嘆させられる。こちらは1997年に開設。
バスが段々と奥地へ。


到着。




出口が見えてくる。
出てからトンネルを振り返る。

本館が見えてくる。

本館のエントランス。

モザイクの復元。


カフェでランチ。

秋の花がきれいだ。
展示室の撮影は禁止で、特別展のカタログもないのは佐川美術館と同じだ。テーマは「The 備前」。 備前焼の鑑賞の仕方をはじめて学んだ。
「窯変」のアートに惹きつけられる。他のコレクションではガンダーラの仏像のアルカイック・スマイル・に魅せられた。それにしても、すばらしいロケーションでのすばらしいコレクション。新宗教の財力っていったいどういう仕組みなんだろう。美術品を広く展示することで還元してくれるのはありがたい。スタッフはもみなとても親切で、やはり「信者さん」たちなのだろうか。
いろいろ複雑な気がしないでもないけれど。