フランスで外出規制の春の2ヶ月間、天気が良かったこともあって、普段は土を触らない私が、毎日少し庭に出た。


その頃のバラ、リラ、スズラン、ヤマブキの組み合わせ。
鏡面になっているプレートににプラントを置いている。


毎日少しずつベリーやイチゴが。


今はブラックベリーの季節で、これくらいを毎日朝夕2度摘む。
これがブラックベリーの木。
今咲いている花も少しずつ飾る。

ラベンダーにアジサイに、黄色い花。
こういう写真を見ながら、子供の頃の住んでいたうちの庭のことや、売ってしまったフランスの田舎の家の庭のことを思い出す。田舎の家は18世紀のもので、正面を改変することが禁じられていた。不思議なつくりの家だった。
感慨深いと思うのは、今は、こうしてデジタル写真で家の中や庭や猫の写真をいくらでも撮ることができるということだ。
昔は、写真というものはフィルムを買ってカメラに入れて、外出や旅行や「特別の時」に映して現像に出すというものだったから、「日常」にカメラは向けられなかった。リビングや家族の団欒や、インテリアなど、写真としてはほとんど何も残っていない。愛犬や小鳥たちの写真もない。(そのかわりデッサンが残っているけれど)
記憶の中のなつかしい景色はたくさん残っている。ひょっとして改変されているかもしれない。
今は、脳内改変の自由がないともいえる。
「とりあえず写真に撮っておく」ということで、記憶が醸成されないままになる。
豊かになったのか薄っぺらになったのか、よく分からない。

これはお気に入りのピンクゼラニウム。
花が丸くなって紫陽花っぽい。