Q : 反カトリック系の陰謀論の根拠となったのは何ですか ?
A : フランス革命の後1797年から1803年にかけて、あっという間にヨーロッパ中に広まりました。 元イエズス会士のオーギュスタン・バリュエル師がジャコバン主義の歴史についての著作の中で、啓蒙主義の哲学者たちとフリーメイスンがカトリック教会と王政を潰そうという陰謀を企てたと書いたのです。その後、実際に、いろいろなグループが、カトリック教会の消滅を画策するようになり、カトリック内部でもそういう動きが生まれました。その頃の社会のオーガニゼーションは全てカトリック教会に基盤を持つものだったからこその反動だと言えます。近代社会を作るためにはカトリック教会を全否定する必要があると考えられたのです。陰謀論も全く無根拠ではなく、社会を世俗化しようという反キリスト教、反カトリックのフリーメイスンのグループも実際に存在はしていました。
Sekko : この辺のことは私の『陰謀論にダマされるな !』(ベスト新書)にもう少し詳しく書いているので興味のある方はどうぞ。
(続く)