パリ地方の冬休みの最後の週の水曜日、2/24は、とびぬけていい天気だった。
夏の終わりに少し旅行をして海を見たり聖者の谷に行ったりして以来、実に半年近くも、自宅の庭か徒歩圏の公園以外、自然の中を歩いていない。バロックバレーのセンターやコンセルヴァトワールも、9月の新学期に数回行けただけですべて閉鎖されたので、レッスンやアンサンブルも自宅でしかしていない。
どうしても多少の「遠出」(60km動けば転地療養になると言われているし、フォンテーヌブローはもともと砂地でミクロ気候だ)をしたくて朝から出かけた。
パリの郊外は少し離れると畑が広がる。平野だから青空が広い。それだけでも楽しくなる。
フォンテーヌブローの森が見えてきた。
その3日前の週末は、パリからやってきた人で賑わって、450件の罰金が科せられたそうだ。マスクをしていないとか、午後6時(まだ明るい)に外にいるとかなどだろう。
家の前庭には、「フォンテーヌブローの蘭」と呼ばれる花が枯れかけたまままだ残っていた。雑草の一種で、鳥が運んできていろいろなところで咲くらしい。1月は白かったそうだ。なるほど蘭に似ている。

家の前からも森に出られるけれど、水辺が見たかったので車で広大なレジャー公園に向かう。道端の木に花が咲いていた。
それなのに、水鳥が水泳ゾーンを横切ろうとしている。
もう横切って水遊びゾーンに侵入。水遊びゾーンは浅瀬で砂浜になっている。
平気で砂浜に近づく水鳥たち。
その後続くのはボートゾーン。これもシーズン前で静か。
海ではないし、人工のものだけれど、ずいぶん前の夏、チベットの高僧とここに来て砂浜で過ごしたことを思い出す。パリ近郊のこういうレジャー公園としては珍しい全施設無料の場所だ。今は季節外れだしコロナ自粛中だから飲食スタンドはもちろん閉まっている。人も少ないので、深呼吸しながら歩けた。生き返る気分。(続く)