カルロ・アクティスは、亡くなってから僅か12年で、「尊者」となった。
ロンドンで裕福な家庭に生まれ、ミラノに移住してカトリック系の学校に通い、毎日ミサに通い聖体賛美とロザリオの祈りに熱心で、親切で明るくスポーツマンだったそうだ。
尊者が福者になるには奇跡が必要だが、葬儀ミサの後で癌が消失した女性や、不妊で悩んでいたのに葬儀の9ヶ月後に子供を持てたカップルなどが、カルロの家族に連絡して、奇跡が認定された。
それにしても、Yジェネレーションと言われる1980-1995年に生まれた世代(Yはイヤホンの形?)が、殉教などではなくて「実力」で福者の列に加えられるとは。
こんな好青年、というか少年と「ホスティアの奇跡」の取り合わせにくらくらする。