Q : あなたはシンクタンク内で「ロックダウン下の自由」監視塔のリーダーです。私たちの今の状況はどうなっていますか?
A : 49項目に分けられた自由の中で、まだ30項目が大幅な制限を受けています。一時は20まで下がりましたが、パンデミーの初期以来、全体として非常に厳しい制限が課せられています。移動制限などはその解除されるでしょう。しかし、これまでの一方的中央集権体制がどうなるかは監視すべきで、行政権の強大化は特に注意する必要があります。上意下達のプロセスが進み、反権力が脆弱化しています。これらはセキュリティ対策の強化やテロリスト対策の強化と連動しています。これらすべてが、個人の自由や人権を二の次にする方向へと進んでいます。
Sekko : このインタビューは居住地から10km圏の移動制限のかけられていた時期(5/11に解除)のものだ。今はフランス国内の移動制限はなくなったけれど、他の国とはそれぞれ、PCR検査とかワクチンとかのいろいろなプロトコルが残っている。EU圏外とは地域によってまだ制限が多い。
パンデミーの初期、マクロンはウィルスとの「戦争」と称して勇ましく強権発動した。
でも、本当に「強権発動」がウィルスをストップさせるのに「成功」したような国は、独裁政権がある国とか、台湾、ニュージーランド、オーストラリアなど、「鎖国」が比較的簡単な地域だった。
自由移動のできたEU圏のフランスが急に「強権発動」しても無理なのは当然だったともいえる。
でも、第五共和制はもともと大統領独裁に近いシステムだ。
フランス革命の後、ルイ・カペーという一市民になることに同意したルイ16世の処刑は一票差で決まったという。フランス人はいつも「王さま」を必要としていた節があるの領邦国だったドイツやイタリアなどとは根本的に違う。
地続きのEU内では自治の伝統あるドイツやプロテスタント文化圏の国のコロナ被害がフランスを下回ったことも理由がないではないのだろう。
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