ケベック・シティでは、旧城塞がめぐらされた丘の上にあるアウグスティヌス会の修道院に宿泊した。(写真は修道院の前の道。)

幕末以降の日本でもそうだけれど、宣教会が人を送るのが許可された「被宣教地」で実際に最も貢献したのは女子修道会だ。彼女らは「福音」を生きているけれど「宣教」する使命を担うわけではなく、貧者、孤児の世話、教育、医療の活動に特化して取り組む。インドのマザーテレサが有名だけれど、世話をする相手の「宗教」など問わない。しかも17世紀に大西洋を渡るなど、もちろん命の保証はないし、帰国もあり得なかった。まさに捨て身で「イエス」に仕えたわけだ。(イエスは、貧者、病者の世話をする者はイエスの世話をする者だ、と言っている。)