(前の記事の続きです)
Q : それこそまさに「トランスヒューマン(科学技術による改造人間)」の夢ではないですか?
A : トランスユマニスムは「肉体の復活」のファンタスティックな実現の形ですね。完全な肉体をこの世にいるうちに約束します。キリスト教のシェーマをこういう風に水平に「現在」に置いてみる試みは近代以降に特有なものです。その点では共産主義も同じでした。この地上に楽園を作ろうとしたのです。実際は地獄のようになりましたが。す)
Q : それこそまさに「トランスヒューマン」の夢ではないですか?
A : トランスユマニスムは「肉体の復活」の一つのファンタスティックな実現ですね。完全な肉体をこの世にいるうちに約束します。キリスト教のシェーマをこういう風に水平に「現在」に置いてみる試みは近代以降に特有なものです。その点では共産主義も同じでした。この地上に楽園を作ろうとしたのです。実際は地獄のようになりましたが。
Sekko : キリスト教的「成長」や「成就」を水平に見るか上昇のイメージで線的に見るかは実は一言では言えない。「完成」や「神の国」がどうせこの世では実現不可能と見るのか、前に出てきたようにすでに「肉体は神を宿す神殿」であるのだから、救いはすでに実現していると見るのか、いろいろなヴァージョンがあって、時と場所によってニュアンスが変わる。「完全な肉体」が「強靭で若くて健康な肉体」とすり替わってしまうなら、弱者に徹底して仕えろと言って十字架上で死んだイエスのキリスト教とは違うものなのかも。