11月、普段はあまり耳にしないコスタリカという国が視野に入ってきた。
コスタリカというのは内戦の教訓から軍隊を完全に廃止して教育に予算をつぎ込み、警察でさえ武装していないとかいう「平和の国」のイメージだった。戦力を捨てた日本の憲法にインスパイアされたという話なのに、日本がどんどん戦力強化に進むのとは大違いだ。もちろん地政学的な大きな違いはあるし国の規模も違う。(でも吉田茂は制憲議会で一切の軍備と交戦権を認めないということは自衛権の発動としての戦争も、交戦権も否定した、と言っていたのだけど。)
ひとつは、サッカーのワールドカップで、初戦に強豪ドイツを下した日本チームが次にコスタリカに負けたというニュースだ。
もうひとつはモントリオール在住の親類の一家から、親子4人と義父母2組という8人でコスタリカでのバカンスを楽しんだ様子を知らせてもらったことだ。
雰囲気としてはフランス系のClub Medとあまり変わらない。
全員を招待したITワーカー(子供ふたりはまだ小さい)がそのクラブの系列のメンバーであり、いろいろなVIP待遇が受けられる。子供連れでは受けられないサービスもあるので、祖父母たちと交代で子供の世話をするというメリットもあったらしい。
私はコスタリカに興味があったので、観察レポートを期待していた。
でも、そこは青い海と太陽以外は完全に外の世界から隔離された「楽園」でしかなかった。戦争があろうと飢饉があろうと、燃料や物価の高騰があろうと関係のない「富裕層」しかいないのだろう。客の中には軍事産業や医薬産業で稼いだりそれらへの投資によって稼いだりした人もいるだろう。そして、彼らをターゲットにした「儲け」がコスタリカの「平和」を担保しているのだろうと複雑な気分になった。
そんなことを考えている時に読んだブログ記事をメモのためにリンクしておく。