1/13まで視聴可能のアフリカのサバンナのドキュメンタリー
https://www.arte.tv/fr/videos/104385-001-A/serengeti/
全てのシーン、ショットに、いったいどうしたらこんな映像が撮れるんだろう、との感嘆がまずあった。
野生の世界は弱肉強食とかいうけれど、いろいろなフェイントとか、運とかが働くので単純なものではない。どの動物も集団で子供を守るけれど、基本的に孤独なハンター(チームで狩りする時もある)であるネコ科の肉食動物は、オスが何もしないので母親が子供を置いて狩りに出なくてはならない。
どの母親もその献身的な様子は感動的で、「母は強し」「母は偉大」と、過去に子供だった身としては素直に感心する。ジェンダーなんてない世界では、やはり「子を産み育てるメス」がそのまま「命」の賛歌になっている。
ネコ科の動物たちはライオンもチーターもめちゃ可愛い。特に、小さな目とその真ん中にポツンと丸い点になった瞳がかわいい。鬣が立派な雄ライオンも、大きな顔、大きな鼻なのに、目だけは小さくて真ん中の丸がさらに無意味に可憐だ。猫は通常瞳が縦になるがそれは上の明るいところと下の暗いところを同時に見るためだそうだ。山羊なんかは瞳が水平になるのは左右の確認が一番大事だからなんだろう。
概して哺乳類の子供は顔が丸くて目が大きくて丸いのが、「赤ちゃん顔」として大人の保護本能に訴える。その中で、猫の顔はいわゆる「幼形成熟」に近くて、成猫になっても、顔も目も丸い。それなのにネコ科のライオンは大人になったらすべてが大きく堂々としたものになっていく。だからこそ眼だけが小さくて、瞳がちょこっと点になっているのが少し間抜けていて味がある。
(こんなのとか)
これは拡大したおまけ。
