用ができたので、2日続けて新宿へ。
秋に小田急デパートがしまっていたのだが、今はハルクに移動している部分に行ってみた。特に化粧品売り場はそのまま。高級化粧品が並んでいるのを見ると何だか異世界みたいだ。フランスのデパートにもほとんど行かないからかもしれないけれど、今回私が持ってきているスキンクリームは、ただのワセリンのチューブだけ。これを手にも顔にも使う。
喉が渇いたので、喫茶室に入ろうとしたらサロン・ド・ニナスというのがあったので覗いてみると、Paris とあったので、入る気が失せた。とても豪華そうだった。で、別にカンタベリ・カフェというのもあったので、まあ、カンタベリーならいいか、と思って入る。こちらは狭くて、相変わらずアクリル板の仕切りがある。一人客でも、飲食が終わったら即マスクをしていた。チーズケーキとアイスレモンティー。
フランスのカフェで一人で食べるのって、近頃ほとんどない。大体出歩くことが少ないし。この日は帰りにMOMAに寄って、仲間へのお土産の文具を少し買った。生徒へのプレゼントはフライングタイガーで買ったから、後のおみやげ類、は帰りの空港の免税店でOK。それにしても、秋と同じく各種スイーツやお惣菜、おしゃれなファッションブティックがいっぱいで、道ゆく人もみんな綺麗だ.でも、出先でトイレに行ったら、清掃の女性がいた。「清掃のおばさん」というステレオタイプみたいな年恰好で、周りの華やかな雰囲気とはかけ離れ、彼女だけが「見えない」空間にいるようだった。私は彼女と同じ空間にいる気分で、彼女のことを考えた。休日には何をしているのだろう、周りとのギャップはプレッシャーになっていないかなど。
フランスだと、ゴミ回収業者のストが続いたように、「清掃業」の人の社会的インパクトや、「見える感」は強烈だから、こちらも挨拶する気分にもなるし、実際、年末にはチップも渡す。
日本にずっといると、私も何も感じなくなるのだろうか。
新宿通りの紀伊國屋書店に4年ぶりに行ったら、カードを2年以上使っていないから無効になっていると言われた。コロナ禍ブランクを感じながら、ミステリー本を買った。