長命寺に向かうため安土駅に戻ったので駅前の安土城資料館を訪ねる。
安土城の復元模型が精巧ですばらしい。こんなに立派な城が築城から6年で信長が死に、その3年後には焼失して廃城、という「短命」だったとは驚きだ。「安土時代」の運命の象徴のようだ。





織田家の菩提所三宝寺にあるという、当時の宣教師が描いた信長の肖像画でよく似ていると言われているそうだ。秀吉や家康の画も同じ宣教師が描いたものを比べられたら興味深かったろうに。

この南蛮屏風のコピーも立派で興味深いものだった。安土城が描かれていて、たった10年で廃城になったこの城が、はじめてヨーロッパに紹介された日本建築だったというのも感慨深い。
信長が、少年時代に美貌で、女のようだと言われたことに反発して粗野な「うつけ」を演じるようになり、父の死の前に本当の自分を見せることができなかったことなどのシーンが紙細工の人形で展開されていて、それもおもしろかった。戦国の時代劇など何十年も見ていないから新鮮なことばかりだ。信長、秀吉、家康、この3人って、本当にキャラのたった天才だったのだといまさらながら思う。