このブログを見てくださってくださる方に新年のご挨拶を申し上げます。大晦日、新年と、レストラン通いも含めてのんびり過ごしました。
「弁慶」での久しぶりの鉄板焼きの画像です。つきだしは鴨。梅肉と醤油を絡めたソース。
シェフは京都生まれ。もう20年フランスで働いています。

ホタテ貝。これもバターと醤油など混ぜたソース。シェフが言っていましたが、パリでの鉄板焼きの特徴はみなソースにからめているところ。味噌やショウガやニンニクのソースもあるけれど、日本のように「塩」だけで食べるというチョイスはない。しかも、バターなしでうまみをつけるために今は正統フレンチでも化学調味料を使うようになった、という。

お刺身。

フォワグラ
エビ。
trou normand 代わりのシャーベット。カルヴァドスではないけれど、バターやソースが多いコースの途中ではほっと一息。
ステーキ。シェフはニンニクをスライスしている。真ん中には炒めご飯の用意。

ステーキをフランベしているところ。これが見たくてやってくるフランス人たちが多い。でも、このところ毎日、戦争の映像を見ているから、ロケット弾が爆発するようなシーンを連想して、複雑な気になった。目の前で炎が燃え上がることにカタルシスを覚える心理というのはあるのだろうか。

鉄板焼きヘラを両手に持ってシャキシャキと手さばきが美しいし、「武道」を連想する演出なんだろうか。ジェスチャーの鮮やかさを見せる。アメリカでの鉄板焼きレストランでは、包丁を投げて受け止めるなどのもっと派手なパフォーマンスがあるそうだ。私にはできませんけれど、とシェフが言っていた。

ご飯はお椀に。味はいがいとあっさりしていた。

デザートはクレープ、これもフランベしていた。

デザート皿には抹茶?で、いろいろな模様が描かれていた。


デザートが配られた後で、花が置かれてそこからいきおいよくドライアイスの白い煙が広がる。

この年末は、町やショッピングモールで人々がショッピングしたり楽しそうにしていたりするのを見るだけでなんだか別世界を見ているようだった。
報道番組では戦争やらテロやら犯罪やらサイコパスやら事故やらのニュースばかりで、自分も何となくそちらの方に属しているような感じが続いているからだ。
こうやってレストランに行ったり、仲間のパーティなどに参加したりする時はパラレルワールドに行く感じで、うちに帰ってPCの前に座ったり本を読んだりするとたちまち、膨大な現実の総体とその中で自分の意志をどう創出するかという世界に再びコネクトしてしまう。
書きたいこと、訴えたいことがいろいろある。
残された時間を有効に使いたい。