このすぐ前の記事を書いた翌日に、日本のYoutubeでこういうものを視聴した。
ドイツ現代史の分析で、この中で、現代にも農業奴隷や性奴隷の数が5千万人だというのを聞いた。
で、東西に分かれたドイツのホロコーストに対する姿勢が違ってきたことは前にも書いたけれど、西ドイツが、イスラエルへの軍備提供などによって経済復興したという経緯などは考えたことがなかった。
確かに、日本では、ドイツは「ホロコースト」の罪への謝罪などの「優等生」で、それに比べると日本は、植民地への謝罪が足らないとかよく言われているけれど、そんな単純なものではないとあらためて分かる。
戦後のドイツにはカテキズム(公教要理)と呼ばれるものが五つあって、ユダヤ人のホロコーストは唯一無二の悪、それはヨーロッパ文明の基盤にある、ドイツはユダヤ人に責任があり忠誠を誓うのが義務、反ユダヤ主義は人種差別ではなくドイツ特有の類型、反シオニズムはそのまま反ユダヤ主義である、などがあるそうだ。
驚いた。
うーん、あらゆる意味でフランスの感覚とだいぶ違う。
フランスはナチスに占領もされたしヴィシーの親独政権もあったし、自国のユダヤ人を差し出すことにも反対しなかった。それでも、「連合国」側に「自由フランス」が加わって、「戦勝国」側になった国で、色々とねじれている。
ウクライナやガザに対するフランスとドイツの温度差も微妙だ。
日本人のドイツ現代史家による分析は興味深いものだった。
以前の記事を読み返してみた。Arteが独仏共同チャンネルだということにも今さら感慨を覚える。