秋の帰国後、5ヶ月しか経過していないせいか、なんだかわくわく感も緊張感もなくて、なんで私は貴重な春休みを全部使って日本に行くのだろう、という気分だった。
前と変わったのは免税ショップなどでパリ・オリンピックグッズが増えたこと。

手荷物検査は前回(10月下旬)はいつもと別の場所で、機械を通した後でさらに目視でチェックされたので驚いたが今回はいつもどおりだった。前回は一体何だったのだろう。爆破予告の電話がいろいろなところにかかっていた時期だったからだろう。
ラウンジの料理やスイーツもおいしいとは思えない。
ラウンジや機内の雑誌や新聞が完全に姿を消した。
機内誌だけが読める。Atlantic誌を手荷物に入れておいてよかった。
でも出発時刻が変更になったので機内映画も3本見ただけ。
しかも座席前のスクリーンが画面タッチ操作できなくて、リセットしてもらって10分待ったが、できないまま。リモコンで操作。客室乗務員は全員マスクなので、だれに頼んだのか判別がつかない。
と、不平たらたらだったのだが、ふと、いやコロナ禍の頃は、帰国などできなかったし、旅行するとしても、搭乗48時間前にPCR検査だとか、日本についても検査だとか、公共交通機関を使うなとか、ホテル隔離だとか、自宅隔離とか、いろいろあったよなあと思う。(その間は一切帰国しなかった。)
都合の悪いことはすぐ忘れるなあ、今のありがたさを感謝してもいいのに。
で、日本についた日は、朝から雨風が強かったらしいのに、飛行機が着陸する少し前に雨がやんだという。
リムジンバスに乗って前回と同じく新宿バスタで降りる。もう暗いので町の景色を見る気もしない。新宿駅の近くの通りにコインロッカーが並んでいて「フジコインロッカー」と大きく書いてあったのが目に入った時に一瞬「フジコ・イン・ロッカー」と読めて驚いた。
日本の友人たちが、「今年は桜が遅かったから、まだ見れるかもしれませんよ」と言ってくれていたが、その日の雨風で全部散ったかなあ、と思った。私は別に気にしていないのだが、せっかく友人たちが言ってくれるから、少しは見ることができるといいのだが…。
(続く)