巡礼小旅行 その4 トゥールのカテドラル

（前の記事の続きです）

カテドラル聖ガシアン大聖堂を訪れる。

このカテドラルは12世紀から16世紀にかけてのゴシック様式の傑作だ。

ステンドグラスの美しさもくわしく解説がされているからじっくり鑑賞できる。

シャルル八世の子供たちの墓
このオルガンが正面でなく南のこの位置にあるのもめずらしい。しかも16世紀のこのオルガンは前にある天使がオートマタになっているのを忘れられていた時期があったという。オルガンを弾く弾くと同時にオートマタが楽器を演奏するジェスチャーになっている。　だいせいどうに直結する修道院部分の回廊もすばらしい。特に、屋根にびっしり張り付いた像は圧巻。歌や音楽が聞こえてきそうだ。
回廊の上の部分にも上がることができる。
ほぼ同じ目線で見ることができるガルグイユも迫力満点だ。カテドラルをバックにして絵になる。
怪物型だけではなく、ペガサス型や人型もある。
このカテドラルと回廊とを眺めるだけで一日が過ごせそうだ。前に来た時はまっすぐサン・マルタンのバジリカ聖堂にしか行かなかったのが不思議だ。（続く）