9月初めの頃、1年ぶりにエコール・ミリテールの近くに行ったので、いつものようにルノートルでおやつを食べようと思ったらルノートルがなくなっていた。
ルノートルにおいてあるFigaroを読みながらケーキを食べて、お惣菜やクッキーを買って帰るつもりだったのに、なんと7ヶ月前にChez Pippoというイタリア系のお惣菜屋さん兼レストランになっていた。


オペラ
給仕してくれた青年と話した。料理学校にいる学生のバイトだそうだ。トゥールーズ出身だというので、オリパラでトゥールーズの選手が活躍したね、という話題になった。昔、ノルマンディからトゥールーズに引っ越して車の教習所をしていた知り合いが、トゥールーズの人は時間にルーズでいつも遅刻するので大変だ、と言っていたのを思い出して聞いてみたら、「そのとおりです」とあっさり認めた。
時間通りに動くという習慣がないのでパリに来てから遅刻が怖くて、何時間も前に時計のアラームをかけて緊張の毎日です、と言うのだ。トゥールーズではみんなラグビーが好きで、自然も豊かでのんびりしていて、時間にうるさくなくて昼寝もする。それでもパリで「修行」しているのは、やはりパリならではのエレガンスを学ぶためだそうだ。好青年。イタリアンの惣菜屋でトゥールーズの話をするなんて不思議な感じだった。長々と話しているのでそのうち注意を受けるのではと気になったけれど、店の人はみんなのんびりしていた。
次に来るときはピザでも頼んで食事しようと思う。
パラリンピック閉会から3日しか経っていないせいか、アンバリッド前の広場はまだバリケードで覆われたままだった。まだそこかしこで英語が聞こえていた。