恵比寿の日仏会館でのダンス付きコンサートが10/20に無事終わった。
後のドリンクパーテイでいろいろな方とお会いでき、再会もできて、貴重な機会だった。
で、二度目の浜松カトリック教会でのコンサート。
10/22、タクシーで品川に行き、いつもここから新幹線に乗る時と同じように構内の「なだ万厨房」の売り場でお惣菜を買う。仲間も喜んで買っていた。
16年前、母が入院していた府熱海の病院に通うためビジネスホテルに向かう度、ここで買うお惣菜が癒しになったのが忘れられないからだ。
今回の浜松コンサートはまったく偶然の賜物だった。
30年前にファクスをもらって一緒にお仕事をした編集者Hさんの近況をあるサイトで知って時々読んでいた。今年の春、移民の子供たちなどのために開いていた絵本塾が実生活となりたたなくなって閉鎖することになったとあったのが気になってサイト宛てにメールを送ったのだ。
Hさんは、子供たちのために宇宙をイメージする壮大なスペクタクルの脚本を書くことを考えている、という。その彼女の住んでいるのが浜松だった。
浜松には三澤洋史さんが指揮するバッハ研究会があり、彼もいつも宇宙的視野を広げている人なので、紹介することにした。そのうち、彼女の属する浜松教会がノアの箱舟のようで、音響もよさそうだから、ここでコンサートができないかと打診してみた。すると、この教区は貧しい移民の信徒が多く、みな忙しく働いているし、信徒をコンサートに誘っても10人も来ないだろうと司祭から言われた。
ところが、これも偶然、4月に奈良の高齢者施設を訪ねた時偶然ご一緒した「こもれび ゆう」さんが浜松在住のカトリックであることを思い出した。
その他に、45年来の友人である彫刻家織田啓介さんが浜松在住であることも思い出した。彼の車で金沢の21世紀美術館やせきがはら人間村に連れて行ってもらったこともあるので、コンサートの後で楽器を持って帰ってもらって次の日に観光案内してもらうというアイデアも思いついた。(彼は音楽家の友人を誘って来てくれた。)
不思議な出会いもあった。50年以上会っていない高校一年のクラスメイトのTくんが名古屋から来てくれた。「こもれび ゆう」さんの高齢のご両親も名古屋から泊りがけで来てくださった。そのおとうさまが、なんと、東大の都市工学でのT君の恩師で、後に名古屋大学教授になったTくんが「こもれび ゆう」さんの家庭教師をしていたとか…。
私と「ゆう」さんはこの春に奈良で数時間ご一緒しただけなのに、こういう風につながるとは全く想像もできなかった。
結局100名強の方とコンサートを分かち合うことが出来て、夕方だったので、なんだか神秘的な気分にもなった。
コンサートの前に、年配の女性がたずねていらした。
女子修道会でフランスの修道院に何年か滞在された方で、浜松にはその修道会がないのでリタイアされたという話だった。フランス語を話す機会ができて嬉しいということだったので仲間も喜んだ。


これはフィリピンのイメルダさんが作ってくださった飾り。

最初に子供たちから花束を贈呈してもらったことも、想像もしていなかったのでみな感激した。すべてが温かく、てづくりで、「子供たちに夢を」というテーマのチャリティ・コンサートになったことが嬉しかった。


東京では、ダンサーと合わすために緊張したパートもあったけれど、ここでは3人だけなので、いつも通りのテンポでのびのびできた。
教会は畑の真ん中で、車でしか来れないような場所。10月下旬だというのに蚊がいて、手にとまったりするので、急遽、手や首筋に吹き付けられる防虫スプレーを持ってきてもらった。
その日の朝まで東京の表参道にいたので、まるで別世界に招かれたようなすてきな夕方だった。