10/29は鎌倉のコンサートにも来てくれた従妹母娘が横浜を案内してくれる日。
最寄りの明治新宮前から副都心線で東横線乗り入れで直通。日帰りだし楽器もないから身軽。でも午後から雨と言われ、実際午後中雨に降られた。でもそれはそれで風情がある。
リヨンに一年留学していたMちゃんはフランス語もできるし。
まず中華街。
関帝廟は毎回行くので、行ったことのない媽祖廟に最初に寄ることにした。まだ雨は降っていない。台湾の媽祖廟には聖母マリアと比較したいろいろな思い出がある。
ここの媽祖廟に行った記憶がないのも道理で、2006年に建設されたものだそうだ。
トリオで記念写真。
いわゆる阿吽の狛犬かと思いきや、両方とも口を開いている。子供を抱えているのが雌で、硬貨を抱えているのが雄?もともとは口を開いているもので、仏教の影響を受けて仁王のような阿吽「アルファとオメガ」「全宇宙、生と死」で左側が口を閉じたものが多くなった。それは日本が左右非対称を好んだからだともいう。だとしたら、それはとてもバロック的だ。
関帝廟では、無神論を自称する仲間も線香をあげていた。祈願の前に名前や住所生年月日を言うように、というのも、実際的過ぎてすごい。
食事したのはフランス人をついつい連れて行きがちな萬珍樓などではなくて、Mちゃんの藝大大学院時代、映画専攻の中国人の友人3人が3人とも進めてくれたというこの店。
外見がまるで昭和のラーメン屋さんですか、という雰囲気だったので意外だったけれど、ボリュームたっぷり、種類もたくさん、次も絶対にここに来ようと思える内容だった。
横浜トリエンナーレにも何度か来た。去年のはじめにパリの自宅で突然亡くなった友人の実家も横浜で、フランス人を泊めてもらったこともある。
海を眺めるとほっとする。