これを書いているのは12/3で、国会は極左と極右が首相に不信任案を出して大混乱の最中だ。
それでも、オリンピックの時と同様、何も起きていないかのようにパリのノートルダム再開式典で「国威発揚」に励むマクロン。
ここにきて、トランプ前/次期アメリカ大統領が当選後初の「外遊」ということで俄然ニュースになっている。
「辺境」優先の教皇が欠席して、15日にはコルシカ島を訪問、コルシカのアジャクショーのカテドラルはフランス最小のカテドラル(400人程度収容)だから、いろんな意味でパリのノートルダムと対照的だ。(教皇はパリだけでなくマドリード、ウィーンなど伝統的カトリック首都も訪問していない)
世界各国の首脳50人程度が式典に出席するそうだが、日本は誰かを送るのだろうか。
(石破首相は敬虔(?)なルター派プロテスタントだそうだし、麻生太郎とか山本太郎という有名なカトリックもいるようだけれど…)
イギリス国教会首長のチャールズ三世は欠席、カトリックのスペイン王も欠席。
トランプは福音派プロテスタント。
カトリックのバイデンは来ない。
2008年に初当選したオバマ大統領は最初のフランス公式訪問の折、ノートルダムを特別にプライヴェート訪問している。
バランスをとるためにも、そしてアメリカのカトリック信徒(ワシントンポストによると今回の大統領選ではカトリックの56%がトランプに投票。ハリスへは41%だったそうだ。: La Croix 11/7, 43066 43066 )へのメッセージとしてもヴァンスへの配慮としても、今回のトランプの選択は悪くないのかもしれない。
コンサートに参加するアーティストの選択に関しても、侃々諤々の議論がある。
少し間をおいてから、その結果について書いていこう。