神の「似姿」のインタビュー・シリーズに関連した覚書。
少し前、パリ10 区で、弦楽器ソロをバックに一人の美術史家、評論家が何千点もの絵画を解説していくという途方もないスペクタクルが話題になっていた。
このHector OBALKが、やはり700年に渡る無数の絵画作品を通して何時間も「イエス」を語るというのを始めた。
キリスト教文化圏のどの地域を指しているのか分からないが、1250-1480年まではほとんどすべての絵画のテーマがキリスト教だったという。
19世紀末までは絵画テーマの48%がカトリック関係(つまり聖人たちも数に入っている)で、イエスの生涯に限っても33%を占めていたそうだ(このイエスの生涯には、受胎告知や復活まで含まれている)。
これは絵画に顕著な現象で、彫刻作品ではギリシャ・ローマのテーマ、胸像作品などが重要なパートを占めている。
仏教や道教における絵画文化に比べて、違いは大きく、それが、宗教としての違いなのか地域性の違いなのかとあらためて考えさせられた。