式次第を詳しく記録した文書。写真がない時代のビジュアル記録って大変だ。

人々の服装をその場でデッサンしたもの。
カテドラルの祭壇上の十字架や燭台をその場でデッサンしたもの。

どの招待客を大聖堂のどの席に配置するかというのは大問題だった。これは招待状の一例。チケットを兼ねていて、入った時に右下の端がカットされているのが分かる。

朝の6時に、どの入り口から入ってどの階段を使うかなど座席についてくわしく書いてある。また、服装規定も、女性は髪にレースのヴェールを着用して宮廷用の服、男性はユニフォームかフランス式コスチュームを着用するようにとある。
遠方の招待客は、旅費、衣服費、宿泊費を調達するのが難しくて辞退した人も少なくなかったという。
(続く)