Q : アウグスティヌスについては多くのことがわかっていますね。
A : 確かに。まず彼は、すべての古代ギリシャ・ローマ(ラテン)世界の中で、最も大部の書物を残しています。しかし、そのすべてが保存されているわけではありません。
また、彼は、古代の人物の中で私たちが最もよく知っている人だとも言えます。
紀元前一世紀の哲学者キケロやカエサル(ジュリアス・シーザー)に匹敵するくらい知られています。
Q : 彼の同時代においてはどういう影響を与えたのでしょう?
A : 若い頃から雄弁家として知られていました。380年代にはミラノで政府報道官として雇われたくらいです。「回心」体験の後で380年代の終わりにアフリカに戻ってから、善悪二元論のマニケイズムに対してキリスト教を擁護する作品を複数発表したのでアフリカのキリスト教徒の間で知られるようになりました。
391年に今のアルジェリア北東部Annabaであるアフリカ第二の港があるHipponeで、説教するのに十分なラテン語能力がない司教のヴァレリウスから司祭になるよう頼まれた。アウグスティヌスはその任の重さに涙しながらもそれを引き受け、395年には共同司教となり、396 -397年にはこの地の最後の単独司教となりました。
(続く)