前にこういう記事を書いた。
フランスの若い世代に「カトリック返り」の傾向がみられることは事実だ。
「霊的指標」を失った団塊ジュニア世代の一部がイスラム過激派に取り込まれて中東に旅立った時代もあった。今は、福音派も目立つようになった。
カトリックはもはや「布教」はしないので、エホバの証人や福音派の布教からキリスト教を知ることになる若者も少なくないのだろう。
共和国主義オピニオン週刊誌「Marianne(マリアンヌ)」N.1483に、すでに百万人の信徒を数えるフランスの福音派を警戒すべきかどうかについての特集があった。
マネー、ロビー、カルトとの関係などが書かれている。
プロテスタントの動きに疎いフランス人の抱く五つの問いに答えたものの要約をメモ。
Q 1. 福音派とは何?
A. 今は海の向こうのアメリカで花開いているが福音派16世紀のヨーロッパ生まれ。もとは、プロテスタントのルターやカルヴァンを、カトリックからの離反が生ぬるいとした過激派。
独自の聖職者システムがない。
中には、バプテスト(キング牧師、カーターなど)、メソジスト(ヒラリー・クリントン、ブッシュなど)、ペンテコステ派(メガチャーチ、プレスリー)、メノナイト(アーミッシュetc)など多くを含む。
パーソナルな信仰に重きを置き、「聖書」のみに権威を認める。改宗、回心が重要。
洗礼は信じている者だけに授けられるべきで、家族の伝統に依ってはならない。これが洗礼による「ボーン・アゲインborn again」の必要につながる。
福音書を普及させることによって教会の外でも活動しなくてはならない。
イエスの磔刑と復活が中心イメージ。フランスでは70%がCnef(福音派ナショナル評議会)のメンバー。
(続く)