Q 3 : フランスの福音派は右翼なのか?
A : アメリカやブラジルや他の国の福音派と違ってフランスの福音派は今のところ目立った政治的主張をしていない。ロビー活動もない。しかしフランス福音派評議会Cnefの代表であるティエリー・ル・ガルは国会に議席を占め、最近、100人ほどの福音派各種議員とのグループを形成したという。政策とは関係がないと言っている。
福音派では避妊も許されているし女性説教者や牧師もいるからカトリックよりも自由だとも主張される。しかし、同性愛や妊娠中絶や安楽死については、革新の反対を行っている。
『福音派 新しい十字軍』の著者Benjamin Dardによると福音派は風俗的な事象については保守的だが、一枚岩ではないと述べている。
Cnefのサイトでは、モラルについては原則を維持すると言い、社会活動、人道活動、差別撤廃、エコロジーなどの活動を掲げる。
フランスの福音派を「極右」勢力と決定的に分けるのは、そのメンバーの多くがアフリカやハイチからの移民が多いことだ。
Creteilの福音派教会のアンケートでは、極右RNのシンパは4%、極左LFIのシンパは17%だったという。
アメリカやブラジルの福音派とはかなり違っているようだ。
(続く)