Q 4 : 福音派とマネーとの関係は?
A : アフリカやアメリカ、ラテンアメリカでの福音派の躍進の理由の一つは「繁栄の神学」だ。この神学は、信仰が金銭的な成功、健康に結びつくというものだ。貧困とは神の呪いと同義だからだ。牧師たちへの献金の大切さもそこにつながる。
ところが、フランスの福音派評議会Cnefはこの「繁栄の神学」を弾劾している。しかしCnefに属していない福音派教会もある。たとえばセーヌ・サン・ドニ県のブラン・メニルにあって1000人の信徒を擁するカリスマ教会だ。
全体として、体系的、システミックな逸脱はないけれど、財政的な行き過ぎはたまに見られる。彼らは公的な援助などを期待せずすべてを信者からの寄付に頼るボトムアップを採用しているから行き過ぎだ収奪に向かうこともある。
(この「信者から金を吸い上げる」というやり方はある種の新興宗教やカルトが、信者の家庭を破壊するくらいに貢がせるという例を思い出させる。でもフランスではまだそれが、政治的なロビー活動とは結びついていないということだろうか。)
(続く)